2024/07/09
本日、珍客からのご連絡。
小論文の内容について、
「購入を検討しています」
とのこと。
購入? どういうことだろう?うちは本屋さんじゃないけど。
また、
お電話でのお打ち合わせで、テーマについてのご認識をお聞かせいただきます。
とお伝えしたところ、
「ごめんなさい、まったくわかりません。」
課題解決のために何を為すべきかについて、ご認識をお聞かせいただきます。
とお伝えしたところ、
「ごめんなさい、まったくわかりません。」
とのことでしたので、なるほどと分かりまして、こっちのほうの方ではなくあっちのほうの方でした。
少しのやりとりのあと、
・そういうことじゃないんです。
・考える気もやる気も全然ないように感じます。
・自分のことです。
・お客様と一緒に考えていい原稿をお作りするサービスです。
・ご本人にやる気がないと、何かの間違いで仕事の機会を得られたとしても、職場で付いていけなくて、ずーっと日陰で過ごさないといけなくなります。
という趣旨の、なんだか高校生を諭す大人みたいなことをお伝えしました。
で、その後、先方からの連絡は途絶えました。
最後にドロンするところが素敵です。若い方でしたので無理もないかなあと。無理がありますが。
一生懸命、その志望先企業を調べて、準備して、をしていらっしゃる方にとれば、取るに足らない競合相手ですね。
採用試験の倍率は、分母が「採用試験を受ける人」で分子が「募集人数」ですので、応募者が多いと倍率は高くなりますが、この種の方が相当数含まれているのだとすれば、実質の倍率は案外高くないのではないかなと思います。
だからといって、これが入りやすさにつながる理由にはならず、採用試験はそもそも志望企業に身をゆだねますので、自身の頑張りと採用決定とは比例しない部分もありますが、いずれにせよ自身は最善を尽くすのみですね。
しかしこの種の方、久しぶりでしたね。