2024/07/09
上の子が在校生って優位になると考えて差し支えないのでは、というお話を下記でしました。
これに関して、先日、お客様からご連絡をいただきました。
「幼児教室の先生が、上の子が通っていることは他のご家庭も書くから、違う内容のほうがいい、って言っているんです。そうなのかなあと思うのですが、どう思いますか?」
「上の子が通っているご家庭って、そんなに多くいないと思うんですけど」
「上の子を通してこの小学校を良く知るようになったのに。話が変わってしまう」
お客様の疑問はまさにその通りです。
これは幼児教室の「なんとなくそう思ったこと」であって根拠がないですね。ちょっと勇み足なコメントだったように思います。
そもそも、上の子が通っていることを書くと合格に近づくかどうか、反対に、書かないほうが合格に近づくかどうかは、外部の人には分からず、その小学校の入試担当者しか分かりません。
ですから、当社であっても、幼児教室であっても、もちろん親もこのような判断はしないほうがいいんです。
願書の記載内容は、面接の元になりますので、ご自身にとって大事な内容であれば、面接のときに質問されても話しやすくなります。なぜなら、本当にそう思っていることだからです。
今回のお客様のケースですと、上のお子さんを通してその小学校のことを良く知るようになったため、これをはずすのは良くないとご判断されました。
この判断は正しいと思います。
それにしても幼児教室の先生は、「先生」と呼ばれているので、何か言わなきゃいけないと思うんでしょうかね。
あるいは他の職種でもありがちな、「先生」と呼ばれているうちに、自分が言うことが正しいと思うようになったんですかね。
いずれにしても、親を迷わせることはしないで欲しいなあと思います。