2024/07/09
「合理的なのも度が過ぎると良くない」と聞くことがある。
これは、「何の感情もなく、そろばん勘定だけで動くのは良くない」という意味では正しい。
がしかし、案外、合理的の意味を間違えて解釈されることが多いように思う。
合理的とは、物事の理屈に合っていることを意味し、合理性とはその性質。合理主義とは物事の理屈に合っていることを是とする考え方である。
であれば、ビジネスにおいては合理主義が正しい。
すなわち、ビジネスにおいて物事の理屈に合っていることは何かといえば、会社の成長やベネフィット利益である。
むろん、短期的利益に注目するか、長期的な成長を見越すのかなどの違いはあるが、それも含めて、物事の理屈に合っていることを是とするのは当然のことである。
であれば、企業の構成員たる社員・スタッフはどのように考え・行動すべきかはおのずと明らかになる。