2024/07/09
昇格試験のプレゼンについて、話し方の記事をアップしました。
このページを作っていて思い出したのですが、
その昔、当社が地方自治体が運営するオフィスビルに入居したときのことです。
それは、よくあるスタートアップ支援の目的で家賃が安いのが特徴で、その代わりに、数点の制約があったんです。
その制約の一つが、入居のためのプレゼンが必要とのこと。
持ち時間の短さ、その時の空気感からすれば、たぶん、よほど下手を打たない限りはダメと言われることはないんだろうなあと思って臨んだ当日。
それでも当時私は20代でしたので、それなりに緊張して臨んだのですが、その緊張は始まってすぐになくなりました。
というのも、そのプレゼン内容は今でも存在する、お詫び文・顛末書の作成サービスのことだったのですが、それをサラッと説明して「こういったことをやってます」とお伝えした後、さっそく試験官から質問がありました。
「リスクはありますか?」
ざっくりとした、広ーいところの質問でしたので、私は驚きました。
他にいろいろ聞くことがあると思うんだけど、と。
私が思うところを述べたあと、その試験官は、たしか何かを言うでもなく、そのまま机に目を落とし、そのままでした。
結局、質問はこの1つだけであり、その数日後、あっさり合格、あっさり入居が決まりました。
今になって思えば、この面接官は、たぶん地方自治体の職員さんだったのだと思います。(雰囲気的に公務員っぽかったので)
そして、明らかにビジネスのことをご存じでないというか、ご経験がなかったのだと思います。
私の「ウェブが・・・」や「ビジネス原稿が・・・」などの話が分からなかったのだと思います。
これはこの人のことをネガティブに言っているということではなく、そのプレゼンを評価できない人が評価者としてその場にいるのは、あまり意味がないというか、テキトーではないかと思うわけです。
形だけのプレゼンなので、それでいいということなのかもしれませんが。
まあしかし、プレゼンをする側は(少なくとも私は)それなりに準備して、誠実にそのプレゼンに向き合ってその場に立ちましたので、ちゃんと判断して欲しいなあと思います。
そんなことを思い出しながら書いた内容を、もしよろしければお読みください。