2024/07/09
先日、昇格論文の作成のお問い合わせが。
ご予約が一杯であったため、一度お断りしたところ、
「添削をしてもらいたいので、完成したら送ります」
とのことでした。
いや、だから、ご予約が一杯なのでお断りしているのですが、、、と思ってスルーしていたところ、本当に添削のお問い合わせがありました。
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この1週間で自分で仕上げ、2回、部課長に提出をし大方OKをいただきました。
プロに最終の「添削」をお願いしたいしたいと考えているのですが、
貴社にお願いをした場合、納期と金額をお伺いさせていただき、お願いさせていただくかご相談させていただけないでしょうか。
また、通常の添削と、部課長のフィードバック(3段落と4段落が長すぎる。具体的な実行したワードを追加した方がよい等)をあわせた添削ですと、納期と金額に違いがあるかも含め、お伺いできますと幸いです。
いや、この場合の料金、あの場合の料金というのはなくて、すでにウェブで提示している料金の範囲内なんですけど、、、と思いながら、とりあえず、提示したところ、少し間が空いて下記の連絡が。
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お世話になっております。
お返事遅くなり申し訳ございません。
また、ご相談の段階で下記のようなヒアリングもありがとうございます。
2回連続で申し訳ないのですが、今回も見送らさせてください。
理由としては2点。
【納期面】
本日、次の三連休の金曜日中には部長の上の事業部長に見せないといけなくなってしまったことが突然決まってしまったこと。
(人事部への最終提出日が30日18時なので、次の三連休の土日で事業部長が見て、週明けフィードバックをもらって平日中に最終稿をつくってFIX)
【費用面】
思いのほか費用面がそれなりにするなと…(私の要望とベースとなる文章を大きく変更しないといけないことが理由かと…)
ただ、費用面においては、ご質問やご指摘など、さすがプロだなと。納得でしたので、お願いさせていただいた際の納品物を想像すると、正当なお値段なんだろうなと理解はしております。
来年も試験に再トライとならないよう、ここ数日でなんとか挽回しようとおもいますが、
そうなってしまった際はまたご相談させていただければと思います。
うん、快活で丁寧なご連絡で気持ちがいいですね。
それならしようがないですよね、ということなのですが、ちょいちょい「ん?」と思うところが。
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2回連続で申し訳ないのですが、今回も見送らさせてください。
いや、一回目お断りしたのは当社です。
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思いのほか費用面がそれなりにするなと…
いや、ウェブに書いてるんですけど。なんで自分で決めようとするんでしょう。
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ご質問やご指摘など、さすがプロだなと
ほんまかいな、打ち合わせ前の簡単なご連絡だったのに。まあそう思っていただけたなら嬉しいですが。
若手のシャキシャキした営業マンでとても気持ちがいい方です。
が、なんとなく軽率で上滑りしている気がします。
これは、送っていただいたご自身で作成した昇格論文でも同じことを思いました。
すごく軽快な筆致で、細かいことが書かれているのですが、なんとなく上滑りしているような、読了後、「で、結局これから何をしていくの?」という疑問が残りました。本旨がぼやっとしていたからです。
昇格論文には性格が出るのかもしれないですね。
たいていの場合、本旨がぼやけていると本人がそれを頭の中で明らかにできていないことが多いんです。
内容を理解していない人に限って話をやたら複雑にして話すのと感覚的に近い気がします。
今回の場合ですと、事例や意気込みは強く書かれているのですが、何をするのかがありませんでした。
添削するのは、そこですね。長くなっている事例を大幅カットし、何をするのかを明確にする。それだけでその小論文のレベルは上がります。
まあ、当社ではできませんので残念です。
「落ちたら来年よろしく」ということですが、やっぱり、ご縁あってご連絡いただいた方には、合格して欲しいですもんね。来年、ご連絡をいただかないほうが良いことだと思います。
コメント
[…] 昇格試験の小論文は性格が出るのかも。 https://www.nieber-p.info/behind/212/ […]
by 昇格論文のこんな質問 | 原稿作成会社のBehind Tasteのブログ 2022年9月21日 2:06 PM