2024/07/09
以下をアップしました。
これを読んで、耳が痛い(目が痛い)とお感じの上司が、たくさんいそうです(笑)
実際のところ、褒める・叱るを手段として使う上司は確かに多く存在します。これらの上司はしばしば「上司ヅラ」や「偉そうにしたい」という動機から、その手段を使いがちです。つまり、彼らは部下の成長を支援するというよりも、自分自身の権威を強調するために、褒めたり叱ったりするのです。しかもそうした動機は無意識の場合があるから始末が悪い。
このようなアプローチでは、部下の実際の成長よりも、上司の権威や支配力の維持が目的になってしまうため、部下のモチベーションや職務満足度に悪影響を及ぼすことがあります。上司が褒める・叱るを手段として使う場合、その背景には自己満足や権力行使の意図が含まれていることが多く、これが部下の成長を促進するかどうかは疑問です。
そうした上司は、実際には部下を育成するための本質的なスキルや能力を欠いていることを示していると言えます。
真の育成力を持つ上司は、部下の成長をサポートするために、単なる称賛や叱責に頼るのではなく、各個人が職務に真摯に向き合い、学び、成長できる環境を作り出す力を持っています。