2024/07/09
稲花小学校の願書(事前面接用質問票)の中で、最も難しく、保護者の方の頭を悩ませるのが、 7) です。
ほぼ小論文ですね。
ポイントとしては、「どんな社会になるのか?」を自分の中でしっかり理解することが大切です。
それをしないと、全体を組み立てることができず、ギクシャクしたつくりになってしまいます。
政治、経済、国内、海外、環境・・・などなど、材料はたくさんありますので、どの切り口で行くかをお考えいただくのが大切です。
なんてったって、この内容を元に、面接で質問されますからね。
以下は、当社がざっとアイデア出しをした段階で終えた内容です。
良く言えば未使用です。
、、、が、実際はボツネタです。言ってることと表現が難しすぎて、これは小学校受験向けというよりビジネス周りの小論文だと思い、使いませんでした。
これだと難しすぎますよという見方でお読みいただきますと、多少なりとも気づきを得ていただけるのではないかと思い、掲載いたします。
よろしければご覧ください。
==
1990年代以降、グローバリズムは着実に進行し、こんにちの人々の生活・ビジネス環境において、国と国との境は極めて低いものになっています。また、多様性を許容する動きも活発化しており、世界は平準化し、人々の豊かさは堅持されるかのように思っておりました。しかし、世界の平準化傾向によって、それぞれの国・人々は、自らが大切にしているものを少しずつ諦めることを強いられ、近年になってその不満が形になって現れ始めました。相次ぐテロの発生、トランプ政権の誕生、イギリスのEU離脱、ロシアの暴発など例示できるものはたくさんあります。今後は、グローバリズムの反作用としての「よそはよそ、自分は自分」という自らの豊かさ”のみ”に主眼を置いた考え・行動が国家レベル、地域レベル、あるいは人レベルで目立ってくると考えます。