2024/07/09
以下に、我が子の自己肯定感のお話をアップしました。
自己肯定感を高めるといえば、何か特別な成功や大きな目標を達成することで得られるもの、たとえば志望校に合格することなどが注目されがちです。しかし、実はそうした特別な瞬間だけでなく、日々の生活の中にも自己肯定感を育む機会はたくさんあります。
そして、その最たるものが卒業式ではないでしょうか。
卒業式は、ただ学校生活を締めくくるだけの行事ではなく、これまでの三年間を振り返り、その努力や成長を親も子も改めて肯定する時間です。大きな成果を手にする瞬間も大事ですが、日々の小さな積み重ね、友達との時間、勉強や部活での頑張り、悩みながら乗り越えてきた困難――そうしたすべてを「よくやったね」と伝えられるのが卒業式の意義だと思います。
特に子どもにとっては、自分の三年間が家族や周囲からしっかり認められることで、「自分はこれでよかったんだ」と感じられる瞬間になるはずです。合否という結果だけに目を向けるのではなく、ここまでの過程を全て肯定してあげること。それが、自己肯定感を支える本当の意味での「おめでとう」なのかもしれませんね。
卒業式は、親が子どもの過去をしっかりと認め、未来への自信を持たせる絶好の機会だと思います。
その日を大切に、心からの祝福を贈りたいものですね。