コロナになってから、やれ時短だの、やれまん延防止など、ずいぶんと息苦しい毎日が続いていますね。
さて、今のコロナ禍において、エリアマネージャーと店長の視点で、昇格試験の題材となり得ることをシェアしたいと思います。
どの地域でも、たいていの場合マスク着用は必須になっています。
あとは、お店の入り口に消毒薬を置いたり、顔を画面に合わせるタイプの温度計(そもそもちゃんと測れ、、、)なども置いています。
結果を出す店舗とそうでない店舗との違いは、ちょっとした差であることは、マネジメントクラスの方であればすでにご承知のところと思います。
たとえば、このマスク着用必須についても、お客様への伝え方一つで、かなり受ける印象が違ってくるわけです。
下記は、Googleで「入店 マスク」と検索したものです。
入店 マスク
https://www.google.com/search
次に、下記は、Googleで「入店禁止 マスク」と検索したものです。
入店禁止 マスク
https://www.google.com/searchq
もう字面で答えが分かってしまっていますが、同じようにマスクの着用をご理解いただく内容ではあるのですが、伝わり方が全然違っています。
「ご協力をお願いします」と「禁止します」 この違いです。
言っていることは同じですけど、言葉一つで印象が変わってしまいますので、不思議ですね。
マスク着用に関するトラブルのニュースをたまに目にしますが、これはもちろん、ウェルカムではないお客の存在が何よりの原因でしょうが、そのアレレなお客を焚きつけるような案内や店員の言動があったのかな、と店長レベルでは感じ取っていただく必要があります。
いずれにしても、後者の「なんかイヤな言い方に見える」は、正常なお客にもボディーブローのように効いてきて、その店舗に大きい優位性がなければ、それはけっこう強めのダメージになるかもしれません。
何より、「ご協力をお願いします」ではなく「禁止します」という表現をチョイスしているということは、きっと他の何かでも、その種のお客が来たくなくなるような状態を店舗内で作り出している可能性があります。
エリアマネージャーであれば、店舗を俯瞰して見ることができますので気が付きやすいのですが、店長の場合は、どうしてもその現場にずっといますので、かえって気づきにくいのかもしれません。
より優れたエリアマネージャー・店長であれば、
「ご協力をお願いします」
という案内をしたうえで、
「お忘れの方は、こちらのマスクをご利用ください」
と、包装された新しいマスクをご利用いただくことで、その店を好きになるお客を増やす。
という施策ができます。
このあたりのことは、上長に「君は分かっているねえ」と思ってもらえる題材になるのではないかと思います。
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