以前、大学生の方からこんなお話がありました。
「就職課の人にエントリーシートを添削してもらって、赤ペンで真っ赤っかになったものを、夜遅くまで直したりしているんです。でも書類選考で落とされるんですよね」
就職課の人は、就職活動で「バリバリ頼れる人」ではありません。
むしろ、企業の人事部にお勤めの方のほうが頼れるように思います。
就職課の職員さんは、要は大学にいる事務職の方です。
事務のお仕事ですから、組織(大学)の中で、専門職と比べて汎用性は高いですが、当然、専門性は低いです。
たとえば、去年は厚生課にいた人が、人事異動で今年から就職課に来ているという方もいるわけです。
学生時代、あなたが書いた志望動機や自己PRを添削して赤ペンで真っ赤っかにしてくれたのは、
「こうすれば書類選考に通過するから」
というよりも、
社会人として、文章を作るための能力や経験が学生であるあなたより上回っていたから
というだけです。
それはそれで大変ありがたいことではあるのですが、あまり「あて」にはせずに、
「親身になって接してくれる普通の人」
くらいに思うのがちょうどいいように思います。
その意味で、もし、就職課の人に添削してもらった志望動機や自己PRを書いたエントリーシートが書類選考を通過したのなら、それは就職課のお手柄ではなく、あなたが会社に(まずは書類の段階で)認められたということです。
親身になってくれた就職課のいつものおじさんに「通ったよー」という報告はしたげてください。
表現の仕方には、技術とコツが必要です。
原稿の作成は担当します。入社後のお仕事のことに気持ちを向けてください。
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