就職活動(もちろん転職活動も含む)の際、はじめにやってくる関門が書類審査です。なかでも履歴書は必須の書類です。
「さあ就職活動を始めるぞ!」と一念発起し、コンビニや文房具屋さんで履歴書を買ってきて封を開けてみます。
人生を左右する重要な書類ですので、間違えないように丁寧に記入しようと思うのですが、しかし、改めて眺めてみると思わず「何でだろう?」と思う箇所が幾つもあります。
本稿では、「市販の履歴書のギモン」と題しまして、何回かに分けて市販の履歴書の項目に対するギモンを投げかけることで、あなたを含めた就職活動中の方々に、適切な履歴書をお作りいただく(お書きいただく)ためのご助力になりたいと思っています。
それでは始めていきましょう。
「市販の履歴書の大ギモン」
今回は、名前・住所欄です。
意外に、市販される履歴書によってあったりなかったりするのが、携帯電話番号やメールアドレスの記入欄です。
面接を受けた会社から確実に連絡を受けるためにも必要な項目だと思うのですが、うっかり記入欄の無いものを購入してしまったらどこに記入しようか考えてしまいます。
携帯電話やメールアドレスは持っていない方はほとんどいらっしゃらないんじゃないかと思うくらい、いまや生活の必需品です。ましてや就職活動では確実に必要です。
(そもそもエントリーするのにメールアドレスが必要ですし)
また、採用を考えている会社にとっても必要なものですから、さすがに携帯電話番号やメールアドレスの欄はほしいところですね。
もし記入すべき箇所がなかったなら、どこか分かるところに記載すればOKです。そもそも、「こういう履歴書でなければならない」というルールを会社側が細かく示していなければ、どのような履歴書であっても書き方は自由なのですから。
そのほか、たまに認印を押す欄がある履歴書もあります。
「たしかに自分がこの履歴書を書きましたよ」ということを、証明するというとおおげさですが、念のための認印の押印という意図なのだと思います。
そういう意味では必要かなあとも思いますし、なんだか別にどっちでもいいんじゃないのかなあとも思います。
表現の仕方には、技術とコツが必要です。
原稿の作成は担当します。入社後のお仕事のことに気持ちを向けてください。
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