志望動機・自己PRの原稿作成の立場からお届けする、
会社周りのリアルなお話シリーズ「その志望動機、採用担当者は大好きです」
今回は、
志望動機 異業種からの転職は強みになる
です。
一般に、異業種からの転職と聞くと、採用担当者は「なんで?」と感じます。
前職と応募先企業の業務とにつながりがないように見えるからです。
確たる理由があればそれを材料にすれば良いのですが、とくにこれといってない場合、何か「それらしい理由」を見つける必要があります。
「それらしい理由」を見つけるに際し、当社は、同業種よりも異業種からの転職のほうが、志望動機でも自己PRでも有利に働くと考えています。
同業種の場合は、文字通り、同じ業界から同じ業界への転職ですので、「その業界を知っている」ということに過ぎないんですね。
過ぎないといってもその業界を知っているのは強みですから、プラスには働きます。「業界のことを知っているのだから、そつなくやってくれるだろう」という安心感、安定感を提供できます。その意味ではプラスに働きます。
しかし、「何かすごいことをやってくれそうな期待感」を採用担当者が感じるかと言えば、そうでもありません。
いっぽう、異業種からの転職というのは採用担当者に強い期待を抱かせます。
たとえば、
・前職は不動産(戸建て)の営業担当者。高度医療製品の営業に転職を希望
これらを見てみて、どうでしょう。
何か「やってくれそう」な気がしませんか?
ラーメンのネット受注のシステム周りを指揮してくれそうな気がします。また、病院や医療機関の医療者の懐深く入って関係性を構築してくれそうな気がします。
採用する側から見れば、異業種からの転職というのはとてもワクワクするんですね。
1つだけ注意点を申し上げるとすれば、「前職で活躍している必要がある」ということです。
前職で活躍していないと、これは異業種でも同業種でも同じですが、採用担当者からすれば、「この履歴書から察すると、まあたぶん前職ではパッとしてなかったんだろうね」という負のイメージを与えてしまいます。
よくありがちな、就職と退職を繰り返して履歴書が散らかっている状況、あれです。
上記の例で言えば、
不動産会社で営業成績は常にトップクラス、その人の懐に入る顧客対応能力を気難しい医療従者にどのように発揮してくれるだろう。
こういった、前職でのいわゆる「仕事ができる」状態である人はうち(新天地)でどのように(ポジティブに)活躍してくれだろうか、というワクワク感です。
システム構築の仕組みをぜんぜん把握していない、営業成績がまずまず、こういった状態ですと、異業種であってもなくてもどちらでもいいレベルになってしまいます。
その意味で、異業種であることをもっとも有効に使うには、前職で大活躍をしていて、連日「ストップ高」の状態で転職先に応募するということが大切になろうかと思います。
そこまででなくても、少なくとも前職で高い水準の仕事ができていることが必要になります。
表現の仕方には、技術とコツが必要です。
原稿の作成は担当します。入社後のお仕事のことに気持ちを向けてください。
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