昇格試験のプレゼン 話し方について、
今回は、
誰に向けて話すか
をお伝えします。
一般にプレゼンと言うと、取引先企業に向けて新製品の提案したり、企業代表者が大勢のマスコミの前で話すイメージがありますが、これらの場合、聴衆が大勢いますので、全体を見るように、全体に向けて話すことになります。
これらに比べて、昇格試験のプレゼンの場合はとても分かりやすです。
聴衆はとても少なく、お勤めの会社の昇格試験の仕方にもよりますが、数名、多くても10名程度です。
誰に向けて、というほどの人数ではありませんので、思いのほか、プレゼン当日「目線を誰に向ければよいか」を迷うことはないとは思いますが、
ターゲットにしていただきたいのは、
昇格試験の試験官、あるいは合否の決定権者
です。
そうです、あなたの命運を握っている人です。
たとえば、人事部の事務方がその場にいるとして、その人にぐいぐい提案しても、プラスにもマイナスにもなりません。権限を持っていないからです。そもそも、あなたの提案を人事部の事務方は理解できませんし。
なんらかのことを彼らに提案する試験であり、その評価基準は、会社によりまちまちですが、少なくとも、提案内容、プレゼン資料のつくり、プレゼンの仕方が影響するはずです。
(まれに、昇格するのはほとんど決まっていて、決まりとしてプレゼンがある、という会社もありますが)
是非、ピンポイントで権限を有した人物に気持ちと目を向けてください。