今回の例文のテーマは、「人見知りは必ずしも短所ではない」です。子供の短所を考えた時、「人見知りな性格」と思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、見方を変えれば、前向きに捉えられる、むしろ長所にさえ感じられることだってあるんです。
この例文では、克服しようとする子供の姿から、「どうして人見知りするのか」を考えて、ポジティブな内容に仕上げています。
せっかく声を掛けてもらっても、恥ずかしがってうまく話せない様子でいるのは、私どもも少し心配しておりますが、幼稚園への入園を意識し始めた頃から、娘の行動に変化が見られるようになってまいりました。
お友達の輪にまぜてもらおうと、恐る恐るとではありますが、近寄っていこうとするようになり、また、自分と同じように一人で遊んでいる子に、自分から挨拶をしてみたりと、積極的に周囲と関わり、人見知りを克服しようとしています。
その姿を見ていますと、娘は娘なりに、好きなこと・嫌いなことがまだわからない相手に対して配慮をしながら行動していることが感じられました。そうした優しさや慎重さが、娘の心の根幹にあることを思いますと、娘の人見知りは、円滑な人間関係を築こうとするために起こる、足掛かり的な行動なのだと気づきました。
貴園に入園することになれば、今まで以上にたくさんの新しいお友達に出会うことと思います。そのなかで、じっくりとお友達との友好を深め、友情の温かさに触れていってほしいと願っております。そのために、娘の性格はきっと良い方向へと作用するものと信じ、人との繋がりの大切さ・素晴らしさをしっかりと伝えていきたいと考えております。
※著作権で保護されています。
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