願書の記入項目のうち、後半のほうでかならず出てくる内容です。タイトルは「家庭において特に注意を払ってきた事柄」。いわゆる、家庭ではどのような教育をしているか(家庭での教育方針)という内容です。この例文では、我が子のあるべき姿を明確にし、そのために何をしているかを伝える内容になっています。文字数が少ない願書の項目にあって、端的にまとめられています。
長男で、弟と妹がいます。私たちは、長男だからこその弟と妹を優先しよう、守ろうとする意識によって自分が前に出づらくならないように心がけ、お兄ちゃんは強くあろうとするとともに、自分の思いをしっかりと心と体で表わしていいんだということを、常日頃より説き、優しさと自立の精神を養うように努めてまいりました。
また、目の前のことに対して、自分の考えを醸成させるために、たとえば読書をしたあと、またたとえば映画を鑑賞したあとなど、かならず息子に感想を聞き、より深く、その本あるいは映画のテーマを掘り下げて話すようにしています。
貴校で多くを経験させていただく中で、こうした「自分の思いの表明」の機会をたくさん作ることで、息子自身が彼の中にある自分の世界の輪郭を明らかにしていって欲しいと願います。
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表現の仕方には、技術とコツが必要です。
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